このページは 2006年 12月 10日 08時58分07秒 に更新されました。
ジョゼとは?
元々恋愛小説は苦手で、だから原作を読まずにこの映画に臨んだのだが生まれつきの身体障害者である主人公の女性の恋愛ストーリーであるということと主人公の男性を演じるのが今を時めく妻夫木聡ということで、観る前から映画としてかなり醒めた目を持っていた。まあ、田辺聖子の原作だし障害を単なる乗り越えるべき壁にした単純な男女の恋愛物語にはしてないだろうと期待したからこそ観る気になったのであって、そうでなかったら一読、バリアフリー作品に間違えられかねないこういう筋書きのドラマは精神衛生上あまりよくないのでパスってるところかもしれない。(精神衛生に悪いのはバリアフリーに一言あるのではなくて健常者の本気の勘違いを見せられるのが恐ろしいから)
結果を先に言うならば、今年に入って今のところ(といっても今年はまだたいして観て無いけれども^^;)一番泣いてしまった作品になった。
これは田辺聖子のカラーではない。多分、一番違うのは恒夫だと思ったけれども、意地悪くなく気持ち良くある若さの一幕の恋愛ストーリーとして物語の世界に入ることができた。
俳優さんは皆とても良くて、最初は話し方に違和感があったジョゼも話が進んでジョゼが分かってくるにつれて馴染んだし、祖母役の新屋英子は適度な憎まれ役ながら台詞と裏腹な微妙なジョゼへの愛情を見せてくれたのは流石。幸治役の新井浩文は粗暴なヤンキーながらジョゼとどこか似た不器用さを見せてくれて憎めない幼馴染役を好演。大学の同級生や後輩たち、雀荘のマスターと客、建築会社のひとたち、・・・と皆良かったのだけれども、私が1人だけ眉をしかめたのが書店の店員役であった荒川良々。浮いてる。何故。こんなところに?(つうか、私が客ならこういうふうにパソコンのデータ検索結果を強調して客に在庫を告げる店員は無能店員だと判断するよ)これだけがとても残念。
[引用サイト] ジョゼと虎と魚たち
戻る
Copyright (C) 2006 インターネット雑学大辞典All Rights Reserved.